初級の次はもちろん中級です。
初級、中級とわけてありますが内容は人によって初級レベルだと思います。
分類はわたしがやってみて「これつらい…」と思ったので中級にしてみました。
なめらかに喋れるようになるには口の筋肉や母音を意識してゆっくり喋ることも大切です。
しかし、相手に聞き取れる声というのはそれなりに大きさが必要です。
ということで中級編はじまります。
目録
1.「腹式呼吸」を意識しよう
はい、みなさまおなじみ腹式呼吸
でも、馬鹿にできない腹式呼吸。
声の大きさというのは大切です。
腹式呼吸は声帯で音をだすよりも、ラクに大きな声が出せるようになります。
声帯に頼っているとあまり長い言葉が喋れませんし。
すぐに疲れてしまいますし、喉を痛めてしまうことがあります。
(個人的な)
腹式呼吸のやりかた
(間違っていても責任はとれないよ!)
座っていてもいいし横になっててもいいので、
- 両手をお腹にあてる。
- 鼻からゆっくり息をすう
- 口からゆっくり息をはく
- お腹が動いているか確認する
はいこれだけです。
あと、鼻から吸って口からはく、とよくいわれてますが
個人的には「腹式呼吸ができている」ならどちらでもいいと思います。
自分に一番あったやり方を選んでください。
お腹から声を出す、というのはどう説明したらいいのかわからなかったので、
参考になりそうな記事を貼っておきます。
普通の会話ではこれほどの声音は必要ありませんが、
お腹から出した声の方が相手には聞き取りやすいです。
2.「話し相手」を作ってみる
人間じゃなくてもいいんです。
可能なら返答してくれる相手がいいのですが、
おそらく無理な方も多いでしょう。
なので、ぬいぐるみやフィギュアでもいいです。
ペットを買っているならその子たちでも。
なんにもないなら壁にでも話しかけましょう。
鏡に写った自分に話しかけるのはおすすめしません。
「おはよう」「おやすみ」の挨拶からはじめましょう。
起きた後にとりあえず声をだす。
できたら、そのあとに鏡の前で母音発声「い」「え」「あ」「お」「う」をやるのがベスト。
詳しいやり方はこちらの記事。
これは日常的に話し相手を作ることで、表情筋や舌、口周辺の筋肉を解すという目的があります。あとは実際に「声を出す」ということが大切。
コミュ障がコミュ障たるゆえんおおざっぱに分けてしまうと、
テンパって早口になってしまう、もしくは緊張しすぎて小さな声でしかも噛みまくってしまう(もしくはとっさに返事ができない)の二パターンだと思います。
わたしのようにひきこもりになってしまうと、「声を出す機会」がなくなり誰かと話す機会が巡ってきてもとっさに声がでなくなってしまい「会話」に苦手意識をどんどん強め、コミュ障が悪化していきます。
喋るということは口や舌の筋肉を使うこと、喋らないことで筋力が落ちて滑舌は悪くなります。
腹式呼吸もまたコツがいります。
どちらも筋力や体力が必要な日常動作です。
ひきこもり喋らないでいるとどちらに必要な筋力もどんどん落ちてきます。
その結果が滑舌の悪さに声の小ささです。
上記2つは腹式呼吸で声の大きさ対策を話し相手を作ることで「声をだすことになれる」という目的のために行います。
3.好きな文章の朗読、音読
環境が許すならお腹から声を出すことを意識して、
ゆっくりとはっきりと話すこと。
音読するものは小説や詩などしたちゃんとした文章でなくてもいいです。
好きなセリフやゲームなどの魔法の呪文でもいい。
とにかく自分が好きなものをはっきりとゆっくりと声に出して読んでみる。
中級な理由
これらが中級なのは個人的に腹式呼吸が一番つらかったからです…
家族とも話するのが怖かったのでぬいぐるみにひたすら話しかけていたのですが。
なかなかに気恥ずかしいものがありましたし。
朗読も環境的に音が響いてしまうので家族が出かけている時にこっそりとやったりと…環境的な意味での難易度があがったのです…
初級編