こもりみち*たまゆら

ひきこもりコミュ障メンヘラオタク女の生存戦略日記

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『家族』からの逃げ道がない閉塞感をどうにかしてほしい

 

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情緒不安定すぎて無性に泣き喚きたい気分です。

わぁああああああってちっさい子供みたいに暴れられたらいいのに。

 

家族の中にストレスの原因となる存在がいるって地獄でしかない。

社会に出て自立する能力を得る前に挫折すると抜けられない牢獄の完成である。

 

 

家を出ろ、絶縁しろって簡単にいうけれども

ネットで相談する人に対して必ず出る意見です。

たしかにそうできたらラクだけれども。

 

「できない状況にある場合」はどうしたらいいのか

というのを多分多くの人は知りたいのだと思います。

 

人は変化を恐れるイキモノ

基本的に人間というのは変化を恐れるものです。

人は環境に慣れることができる(適応能力があるけれども)

逆に慣れ親しんだ環境が変わることも恐れる。

 

そこがどんなに地獄でも天国でも、

楽しくても苦しくても、です。

 

虐待やDVなどにあっている場合でも。

相手に依存していたり、バレたらもっとひどい目にあうのではないかと恐れ誰にも訴えられない状況にあったり、自分が悪いのだと思い込まされていたりなどして。

 

ひどい状況にあり心身ともに衰弱していても周りに助けを求められない人もいると思います。

 

また、抜け出す術があってもやはり情があって決断できない人もいます。

 

『家族』というシガラミ

家族という枠組みは絶対的な安心感をもたらす場合もあるし、

そういう家庭が多いのだと思っていたい。

 

多なかれ少なかれ問題を抱えているものだと思うけれども、

乗り越えて行けている人たちが多いのだと願いたい。

 

でも、悪い意味で家族のちからが働くと抜け出せない地獄のはじまり。

生涯牢獄生活のような気持ちで過ごす羽目にもなる。

 

 

『家族』に頼り切る社会は破綻のはじまり

 

家族で助け合いましょう、

 

とても素敵な言葉です。

 

でも、その家族の構成員も人間であり

悪い人もいいひともあって。

血縁関係にあっても相性というものは悲しいことに存在していて。

 

どうしようもなくうまくいかないから離れる選択をとる人たちもいる。

 

離れているからこそうまくいく家族関係を社会が「お互いに助け合え」と義務化するのは逆に家族関係を破綻させるものだと思います。(家族なのに何故助け合わないとなんの事情も知らない第三者が口を出すことありますよね…)(家族「だから」助け合えない、関係がこじれた事例なんて山ほどあるだろうに)

 

育児にしろ介護にしろ、

 

自分ではないひとりの人間の命を背負うということです。

責任は大きなものですし、心身の疲労も比例して大きくなります。

 

でも、家族間で行われるソレらは「当たり前のもの」として仕事とちがって給料や賞賛もない。(家庭によると思うけれども大抵は無償労働)

 

お金があって専門家に頼るという選択肢をとれる家庭ばかりならいいのですが、

余裕がある家ばかりではありません。

 

どうしようもない怒りや憤りが重なって重なって歪かな形で爆発してしまう。

 

爆発せずとも歪な形でその子供に影響を与えていく。

 

抜け出せずにずっとずっと背負って心身ともにおかしくなっていく。

 

『家族』の中で完結させようとする閉塞感を打開せよ

 

ケース・バイ・ケースなので家庭の問題に対して一括で処理できるような制度を作るのは難しいと思います。

 

ただ、いえるのは『家族』という枠組みの中で、

いろいろなことを任せっきりにして頼り切りにするということは

すごく息が詰まって窒息死しかねない密室をつくる、ということだということです。

 

解決策??

 

と、いえるかわかりませんが。

 

とりあえず密室を密室でなくさせる、出入り口を作る。

天井にしか穴が開けられなかったらはしごをかけてあがれるようにする。

一人で昇れないというなら、誰かがひっぱりあげにいく。

 

簡単にいうと、「逃げ道をつくってあげる」ということ。

 

家族に頼る以外の第三の道を提示するということです。

 

具体的にどうしろ、という案は思い浮かびませんがね…

 

hibikaze.hatenablog.com

 

 

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