こもりみち*たまゆら

ひきこもりコミュ障メンヘラオタク女の生存戦略日記

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こころの病の基準となるのは「社会」や「文化」といった外の世界

 

 

精神的な不安定さは

幼い頃からあったものだけれども。

 

それが「性質」「性格」から「病」となるまでには、

中学での人間関係のいざこざと高校・大学での挫折があって。

すぐに「病」として表面化したものではありません。

 

大学時代に学んだことですが、

多くの精神病と呼ばれる病は

基本的に基準となるのが「社会」「文化」です。

 

目録。

  

 

本人と周囲に問題がなければ「病」とならない

 

強迫性障害や不安障害の症状がでていたとしても。

家の外に出かけられない。

鍵をかけたか何度も確かめないとでかけらない。

 

が、本人とその周囲の生活に悪影響を及ぼしていなければ

それは「病」と認識されない、ということです。

 

外出する用事は誰かにすべて任せることができて

仕事も在宅ですべて済ませることができる、

 

 

という条件の人がいれば

 

その人が外出にひどい恐怖心をもっていたとしても

特に問題なく暮らしていけます。

 

本人がそれを苦だと思っておらず、

また周囲の重荷になっていない場合ですが。

 

決めるのは何か、誰かとの比較

こころの病などの目に見えないモノを

「障害」や「病」とするのは

常に外からの基準と他人の評価。

 

そして、他人との比較。

 

なのだと、思います。

 

これはわたしが大学時代に学んだことなので、

今ではまた違ってきているかもしれませんが、

心の病とは「社会背景、規律、文化が基準」となります。

 

日本の良い子はアメリカでの自閉症??

これも大学時代の講義で聞いた話です。

今からもう何十年前の話になりますから

国際化が進んだ今では随分と状況は変わってきていると思います。

 

その点を踏まえて聞いてください。

 

日本ではあまり自己主張をしない、大人しい、従順な子が

「よい子」「優等生」とされることが多いと思います。

 

でも、あるとき「日本では優等生」とされていた子が

親の都合でアメリカに引っ越すことになったそうです。

 

英語はある程度勉強していたので、

地元の学校に編入。

成績もよく、大人しくて日本でいう「優等生」の「よい子」でした。

 

でも、アメリカの学校側は、

その子が「あまりにもおとなしすぎる」ので

自閉症か何らかの障害、もしくはこころの問題を抱えているのではないか、

と両親を呼び出したという出来事です。

 

アメリカでは自己主張が大切とされています。

授業も日本のような講義型ではなく議論が活発になされます。

その中で日本基準の「よい子」は大人しすぎて「異質」にうつったのでしょう。

 

 

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