オタクに断捨離は不向きである。
人間には個人差が存在するので、そりゃ断捨離できる人はできるけれど、私には無理でした。
ミニマリストや断捨離やらシンプルライフやらの特集で溢れている今日ではありますが、それにもっとも遠い人種がオタクであると断言したい。
以下その理由を書き連ねてみた
収集グセと愛着
どのようなオタクであれ、ハマったジャンル関連のグッズを集めている人が多いと思います。
ガンプラ、漫画、小説、切手、ぬいぐるみ、ジャニオタ…
小説や漫画など書籍は”内容”を好むならば電子書籍を購入すればいいでしょう。
しかし、紙の本そのものが好きなビブリオマニアや、電子化できないモノを集めているともちろん場所をとる。
そして愛着があるから捨てられない。
興味がない人から見たらゴミ同然でも、オタクからしたら宝物なのです。
好きなものだからすべてに”ときめく”
日本における断捨離ブームの第一人者ともいえるこんまりさんいわく「ときめかないものを捨てて、ときめくものだけを身の回りにおく」のが理想だそうですが…
収集したものは、好きなものだもん、そりゃときめくよね
つまり、捨てられないのである。
一番、家の収納やスペースを圧迫しているモノには一切手を付けられない。
断捨離の、だ、すらはじめられないのである。
キラキラしていないもの=生活必需品だったりする
ならば、とりあえず収集品から目をそらしてその他の”キラキラしていない”ものを捨てようとすると、たいていそれが生活必需品だったりします。
オタクはオタクが本業でそれ以外の日常生活が副業みたいなものなので、色あせて見えたりするのです。
私の場合あやうく「出かける服がどこにもない、冗談抜きで」という状態になりかけました。
その他にも捨てたら困る、というものぐらいしかときめかなかったです。
オタクにはジャンル再熱する場合もある
私はアニオタといわれる類の人間です。
(ゲームもやるし、小説も読むし漫画も読みます)
同人活動もオンラインのみでやっていて、ハマるジャンルがころころかわります。
このジャンルが変わるたびに、前のジャンルの関連グッズや書籍を手放せばいいじゃない?
って思うよね。
それが無理なんですよ。
ずーーーーーーーーと昔にハマっていたジャンルへの愛が再熱する現象がオタクにはよく見受けられます。
そんなときに、手放したことをものすごおおおおおおおおおおおおおおく後悔することになるのです。
特に同人誌。
だいいちハマっているジャンルが変わったからといって以前のジャンルが嫌いになったわけではなく、好きな気持が相対的に新しいジャンルと比べて小さくなっているだけであって、きかっけがあれば好きという気持ちは燃え上がります当然です(オタク特有の早口)
めんどくさい人種なんですオタクって。
思いついた対応策
- 収集品(オタク関連グッズ)以外の持ち物を最小限にする。
- 電子化できるものはすべて電子(データ化)する
- 可能な限り外部の委託収納(コンテナ式の収納スペースを借りるとか)
- レンタルサービスを利用する、
オタクが断捨離するのに必要な対応策で思いついたのが以上。
手間暇かかるけれども、断捨離を本気でしたいならこれぐらいやって、その上でやはりスペースを圧迫しているオタクグッズを手放す必要があるのだと思います。
どうやって決断すればいいのかわかりませんけれど…
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