メンヘラ度ってゆらぎがあります。
あがったりさがったり、波のようです。
たとえば、うつですが。
うつ状態ってずっと気が塞がっているわけではなくて、少しだけ気分が上向きになる時期もあるのです。
ただ、それも一時的なことで。
うつではない人に比べるとほんの短い時間しか気分が上向きになることがない、
というのが一般にメンヘラとくくられる人のだいたいの気分変動だと思います。
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いろいろな症状があり、また個人差があるのでひとくくりに「こうである」と断言できないので例外もあります。
たとえばですが、重篤なうつの人はベッドに寝たきり状態。
仕事どころか好きなどころか、食べること、お風呂、トイレにいくのもおっくうに感じます。
うつの入り口「すべてがめんどくさい」「何をやってもたのしくない」
好きなもの、嫌いなものは成長するごとに変わっていくものだと思います。
今まで楽しかった物事が楽しいと感じない、他のことが楽しくなった。
誰にでもあると思います。
なので、一概に「好きなことが楽しくなくなった」からすぐにうつだ、とはいえません。
ただ趣味趣向が変わっただけかもしれませんから。
うつの入り口は個人的経験ではありますが「何もかも楽しくない」「すべてがめんどくさい」というのだと思います。
好きな音楽を聞くのも、ご飯を食べるのも、お風呂に入るのも、掃除するのもすべてがおっくう。
とんでもなく、めんどう。
最初の頃は頑張ればなんとか動きます。
でも、ちょっとしたきっかけで、ドミノ倒しのようにドバァアアアアアと倒れてしまうのです。
倒れてしまうきっかけがなくてもその状態が一週間、一ヶ月、二ヶ月…とずっと続いていきます。
時折上向きになることもありますが、その気分がよくなる期間がどんどん短くなっていき…最終的には、ベットから起き上がれなくなります。
うつの人が遊べるようになったのは回復傾向
うつなどの精神疾患は目に見えないので、そうではない人達にはわかりにくいです。
頭の中や心の中の荒れ具合を目に見える形にできる技術は今のところ発明されていないので仕方ないことですが。
そのため、うつという言葉は広がりましたが実際はどういう状態になるのかというところがあまり理解されていないように思います。
だから、うつの人が楽しそうにしそうにしていたり、遊んでいると「詐病だ!」という人が現れるのだと思います。
でも、うつの人が物事を楽しめる、遊べるようになったのはうつ状態から抜け出しかけている、ということなのです。
まとめ
- メンヘラ度は波のようなゆらぎがある
- うつの人も気分が上向きになる時期がある
- うつの入り口は「すべてがめんどくさい」「何も楽しくない」
- 遊べるようになったのはうつから抜け出しつつある
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