自分のことを知る、特に強みを知る、というのは日本では最近いわれるようにはなってきましたがまだまだ浸透してない気がします。
弱点になる苦手なものを克服しましょう、という教育方針が根強いイメージ。
(克服できたら素敵ですけれども)
日本は昔子どもがたくさんいましたし、全員に平等に同じ教育をしてある一定の教養を持たせることが目的だったのだと思います。
当時はそれでよかったのかもしれません。
でも、時代は変わるものですよね。
個人的には少子化が叫ばれている今は教育のチャンスだと思うのです。
子ども<大人
なのですからひとりの子どもにたくさんの教育者をつけることができるわけでして。
その子にあった教育方法を模索する時間も方法も知識へのアクセスもそろっています。
なのになんで、学校はそういう方向転換をしないんだろうと首をかしげる今日このごろです。
これはわたし個人の話になりますが、
わたしはこれまでの人生の中で自分の得意なことが何かと聞かれてまともに答えることができませんでした。
挫折した就活でもエントリーシートの「得意なことは何か」という言葉に手が止まってしまいます。
自分が得意なことがわからない。
でも、苦手なこと、できないことはたくさん思い浮かびます。
自分の「ダメ」なところはよくわかります。
弱点ならよくわかるのです。
でも、強みとなると「なにもない」と堂々と答えられるぐらいありません。
最近になって「あえていうなら「自己分析力」と答えますが、
これは「カウンセラーさん」にいわれた言葉です。
自分では特にすごいとは思えないんですよね。
謙虚を通り越してうざいぐらいに自虐的、
とは自分でも思います。
寝る前に顔の周りを飛ぶ蚊ぐらいに鬱陶しい。
目的はあるけど、目標がない、と
この記事にて書きましたが
自分に対するこの自虐感が関係しているのかもしれません。
自分でも自意識強すぎてうざいと思うぐらいです。